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チェアリング愛好家・チルYAMATO

TLR200エンジン腰上オーバーホールに挑戦(後編)

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注文していたヘッドガスケットが来ましたので腰上を分解したTLR200エンジンの組立て作業を再開しようと思いますが、少し改造してみようかとXL200Rのジャンクエンジン、キックギアが欠けてしまったエンジンを所有してましたので、エンジンヘッドをXL200Rの物にスワップすることを考えています。

その理由はエンジンヘッドの吸気ポートがXL200Rのほうが大きい!吸気のバルブがXL200Rのほうが大きい!そうパワーアップを狙ってます。

左がTLR200、右がXL200R、バルブの大きさが明らかに違います!

左がTLR200、右がXL200R、吸気ポートの大きさが明らかに違います!

カムの形状は同じようなので、どちらでもよいが少し綺麗そうなTLR200の方を使用しました。

TLR200の腰下にXL200Rのシリンダーとヘッドとピストンを組んで、カム、タペットはTLR200(XL200Rでも同じなのでどちらでもよい)を組み込みました。

ヘッドの締め付けトルクは2.8kg。タペット調整は吸気で0.03排気で0.05に調整しました。

整備マニュアルを持っていないので、上記数値はネットで調べたものなので取り扱い注意です。

エンジンが組み上がったので、バイクに搭載します。パンタグラフジャッキにエンジンを載せ片手でエンジンを支えバランスをとりながらジャッキを上げていきます。エンジンへッド部の固定ボルトを取り付けたら、ジャッキを外してその他の固定ボルトを取り付けて、マフラー、スプロヶ、キックアーム、チェンジペダル、電気類の配線、タンク、ブレーキペダル及びその他を組み付けて、エンジンオイル注入、排気のタペットカバーを外してカム下のオイルだまりに(マス)にオイル刺しでオイルを注入(焼き付き防止)しました。

ではエンジンを始動します!

カタカタと言っていた音はなくなりましたので、修理完了です。

キャブの調整も変更なしでいい感じです。少しスクリューねじって燃料こくした程度ですね。

TLR200腰下XL200R腰上のエンジンとTLR200(修理前)のエンジンと比べた感想は吹け上がりが良く、もっさり感がなくなりました。今のところ大成功ですが、長距離走行などもう少し乗ってみないと、って感じですかね。

まとめ

なにはともあれ、エンジンオイルのチェックはこまめにしましょう。エンジン死んだら大変ですよ!