止呂橋から止呂峡をながめ笹ヶ峰登山口へ向かう林道

止呂峡とろきょうツーリング紀行

国道１９４号を西条市からいの町へ向かう途中に笹ヶ峰ささがみね林道登山口へ向かう林道がある。

笹ヶ峰とは、石鎚山、瓶ガ森とともに「伊予の三名山」である。

笹ヶ峰の山岳信仰は石鎚山より古いとされているが、その栄華は完全に石鎚山に奪われてしまっている。

その林道は、国道１９４号脇を止呂とろ橋から侵入するルートなのだが、この止呂橋から止呂峡を眺める峡谷美が絶景なのである。

筆者も、国道１９４号はお気に入りのルートで、たびたびツーリングに出かけ絶景を楽しむのだが、この止呂峡の景色に更なる絶景を見たのである。

この止呂峡は加茂川上流に位置するのだが、何故このように感動するのかと言えば、紺碧の水溜りが印象に残るのである。

また、止呂橋から見下ろす止呂峡が深く、その上流を見るとせまりくる山々、そして止呂橋の古さかげんが良いのである。

この深い峡谷には、大蛇が住むと昔から言い伝えられ、薄雲姫という伝説が残っている。

この村に住む美少女、薄雲姫が毎晩通ってくる美青年と、やがて恋に落ちたが、美青年は止呂淵に住む大蛇であった…。

そのほかにも数々の止呂淵伝説が語り継がれている。

入り口の止呂橋からの眺めは絶景！途中から未舗装となるが走り易い林道。笹ヶ峰登山口で終点となる。

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