石鎚講・福山講中ツーリング紀行
広島県福山市「石鎚山」市街地の北にあり、芦田川がこの山の裾で大きく曲がる。
この山の周辺には、いくつもの石鎚神社がある。
この地域には古くから石鎚信仰(愛媛県の霊山)があり石鎚講(信仰者の集り、結社・団体)が存在していたのである。
石鎚講・福山講中は安永九年(一七八〇年)当時成立していたことは文献に残っている。
石鎚山(愛媛県)の山開きの日には、講中の誰かが代表して石鎚山に登り参拝する。
石鎚山(愛媛県)は、明治三年の神仏分離によって寺院(前神寺)の廃寺、石鎚神社の設立となるが次第に衰退。
大正時代に神社復興維持の活動により講社(結社・団体)は組合に統合され、しからざる講は放任、民間信仰的な講中に衰退したのである。
戦後は石鎚神社の石鎚本教や前神寺の真言宗石鎚派をはじめ多くの教団が形成され、今日の石鎚講は、四国、九州、中国地方に分布している。
ここ広島県福山市の石鎚講・福山講中の活動や存在は分からないが、神社近隣の住民が昔からある神社をうやまっているだけなのかもかもしれない。
石鎚山のルート
入り口は民家の裏路地のようで分かりにくいが、まっすぐ進めば問題なし。
道幅が狭いが途中から道も広くなる。
分岐が多く迷うと思うがそれはそれで仕方がない。
途中ダートとなり砂利がひきつめられた道は少し走りにくいが問題なし。
山頂付近に民家が現れその横を通りすぎれば石鎚神社である。
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