キノの旅
旅人のキノがパートナーモトラド(モトラート・ドイツ語で二輪車の意味)のエルメスと旅をしながら各国を巡る1話を完結させた短編ファンタジー。
キノやエルメスのほか、「師匠と相棒」 「シズと陸」と「フォトとソウ」を主人公とするものがあり、これら4名以外を主人公とする若干の物語もあるが、基本的には、キノをはじめとする旅人が、それぞれの物語に独自の制度・手法・価値観を持つ国家や人物と関わり、寓話的要素を持つ物語である。
本作はライトノベルの「寓意的な世界間の物語の先駆者」と評価されている。